隣人の会
1.「隣人の会」はカンボジアの子供たちに教育支援をしている団体です。
2.奨学金支給をしていただく事を主な目的として、絵画教室、日本語教室などをカンボジアでおこなっている団体を支援しています。
3.いただいた寄付金は事務費や人件費などには使用せず、すべてをカンボジアに送付しています。
ぜひカンボジアの子供たちのために、会員になっていただきたくお願い申し上げます。
開設者プロフィール:中村隆一
慶應義塾大学医学部を卒業。その後腎臓専門医として川崎市井田病院などに勤務。
現在はセミリタイアー生活をしています。
隣人の会 代表メッセージ
私が子供の頃は第2次世界大戦が終わってまもなくでしたから、敗れた日本はとても貧しかったのですが、最近とても豊かになりました。
しかし世界を見渡すと、まだまだ発展途上の国は多く、さまざまな困難に直面しています。
60歳になった頃からそれらの国の人々のために、私が何かをできないだろうかと考え始めました。そんな時は、カンボジアの苦難の歴史を知りました。
カンボジアでは内戦時代、特に1975年から1979年のポルポト支配の時代に搾取のない平等な社会を目指すとして、急激な改革を実施したのですが、その多くが失敗しました。そして食糧不足と粛清により人口の4分の1に当たる200万人が死亡したと言われています。そして、国の運営機構のすべてがうまく立ち行かなくなってしまいました。
教育に関しても問題が起きました。2010年になっても、カンボジアでは教師が虐殺されたため絶対的に不足しており、校舎は足りず、2部授業が実施されています。教科書も不足しており、数人に1冊あればよいほうでしょう。
また貧しさゆえに通学できない子供が多く、小学校を卒業できるのは50パーセントであり、教育界は問題山積といった状況です。
日本が豊かになったのは国民の教育レベルが高かったことが原因の一つだと思います。国を発展させるためには即効性は無くても、教育を充実することが何よりも大切と思い、カンボジアの教育支援をしようと心に決めました。
そしてまず、カンボジアに校舎を建てることにしました。
2010年に建設を開始して、2011年5月にプレイヴェーン州のティエイ中学に5教室の校舎1棟と井戸、トイレを完成させました。
次に校舎を建てただけではいけないと思い、貧しい子供が教育を受けられるように奨学金支給を主な目的として教育支援をしようと、2011年6月17日「隣人の会」を立ち上げました。
そしてカンボジアの子供たちに、毎年100万円を送ることを目標に活動して、今年で8年目になりました。
活動報告
2010年~2017年度
美術
2017
カンボジアで美術を教えている団体も支援し、美術教師育成に使ってもらっています。
教育支援金
2017
本年はカンボジアに80万円を送金できました。支援した団体は高校生を中心に30名に奨学金を支給しました。
学校建設
2011
2010年に建設を開始して、2011年5月にプレイヴェーン州のティエイ中学に5教室の校舎1棟と井戸、トイレを完成させました。
古着、文具
2017
春と秋に古着や文具などをカンボジアに送りました。
活動報告書
2017
年4回現地からの活動報告などと共に、カンボジアの歴史、政治、経済の問題点など「カンボジアの現況」を毎回纏め、会員に送付しました。
寄付金振り込み先
みずほ銀行 麻布支店(店番号 531)
口座名 隣人の会 リンジンノカイ
口座番号 1123779(普通預金)
寄付金は1000円を1口としてお願いしています。
1万円以上をお願いできたらうれしく思います。
寄付いただいた方は会員として登録いたしますので、住所、氏名を事務局までお知らせください。
事務局 お問い合わせ
お気軽にご連絡いただければと思います。
追ってご返信させていただきます。
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